屈折異常
屈折異常とは
屈折異常とは主に近視・遠視・乱視・老視と言われるもので、皆さんもよく耳にする言葉 と思います。 眼のいろいろな構造によりこのような状態になり、眼鏡やコンタクトレンズで矯正が必要なこともあります。自分の目に合わない眼鏡やコンタクトを使用すると疲れ目の原因にもなります。
近視とは
簡単に言うと、遠くのものを見たときに焦点が合わずぼんやりしてしまうものです。 近くのものを見たときは焦点を合わせることができます。 調節をしない状態で光が網膜より前に焦点を結んでしまうのが原因です。 眼の屈折力が強すぎるため起こる近視と眼軸が長いため起こる近視があります。
遠視とは
簡単に言うと、遠くのものも近くのものもはっきりと見えない状態です。 調節をしない状態で光が網膜より後ろで焦点を結んでしまうのが原因です。 眼の屈折力が弱いために起こる遠視と眼軸が短いために起こる遠視があります。
乱視とは
乱視の原因は簡単に言うと眼の歪みのためぼんやりしてしまうものです。 眼球は完全な球体ではないので縦方向と横方向の歪み具合(屈折力)が違うため、 網膜に像がはっきりと結べずぼんやり見えてしまいます。
老視とは
加齢のため42−43歳くらいから徐々に近くものが見えなくなるのが老視です。 これは水晶体が変性して硬くなるため膨らんだり薄くなったりできなくなり、近くを見たときに調節できなくなるのが原因です。