外来感染対策向上加算
当院は、院内感染防止対策として、必要に応じて次のような取り組みを行っております。
- 感染管理者である副院長が中心となり、職員一同院内感染対策を推進します。
- 院内感染対策の基本的考え方や関連知識の習得を目的に、研修会を年2回実施します。
- 感染性の高い疾患(インフルエンザや新型コロナウイルス感染症など)が疑われる場合は、一般診療の方と導線を分けた診療スペースを確保して対応します。
- 標準感染予防対策を踏まえた院内感染対策マニュアルを作成し、従業員全員がそれに沿って院内感染対策を推進していきます。
- 感染対策に関して基幹病院と連携体制を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け院内感染対策の向上に努めます。
発熱患者等対応加算
当院では厚生労働省の指針に基づき、発熱その他感染症を疑わせるような症状を呈する患者様に対し、適切な感染防止対策を講じた上で診療を行っております。そのため、発熱等の症状がある方の診察の際には月1回に限り20点を所定の診療費に加算いたします。また発熱が必ずしもない場合でも、咽頭痛、咳、腹痛、下痢、嘔吐などの感染症を疑う症状がある場合には加算の対象となります。
医療DX推進体制整備加算
以下の要件を満たしている場合、初診料を算定する際に月1回に限り10~12点が適用されます。
- オンライン請求を行なっている。
- オンライン資格確認を行う体制を有している。
- 医師が電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診察室で診療の際に活用できる体制を有している。
- 電子処方箋を発行する体制を有している、またはその準備をしている。
- 電子カルテ情報共有サービスを活用出来る体制を有している。またはその準備をしている。
- マイナンバーカードの健康保険証利用について、実績を一定程度有していること。
- 当院では医療 DX 推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、及び活用して診療を行っております。
医療情報取得加算
当院では、オンライン資格確認について下記の整備を行っております。
- オンライン資格確認をおこなう体制を有しております。
- 薬剤情報、特定健診情報その他必要な情報を取得、活用して診療を行います。
マイナ保険証 | ||
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初診 | 1点 | 月1回 |
再診 | 1点 | 3月に1回 |
一般名処方加算
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組み等を実施しています。
後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発行すること※)を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。
一般名処方とは
お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方せんに記載することです。そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。
一般名処方について、ご不明な点などがありましたら当院職員までご相談ください。
ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
長期処方&リフィル処方について
当院では患者様の状態に応じ、下記いずれの対応も可能です。
- 28日以上の長期の処方を行うこと
- リフィル処方せんを発行すること
※なお、長期処方やリフィル処方せんの交付が対応可能かは病状に応じて担当医が判断致します。
電子処方箋への対応
当院では、電子処方せんに対応しております。
電子処方せんとは、これまで紙で発行していた 処方せんを電子化したものです。
- 複数の医療機関・薬局をまたがる過去のお薬情報を医師・薬剤師と共有することができます。同じ成分のお薬をもらうこと(重複投薬)や良くないお薬の飲み合わせを防ぐことができ、安心安全な医療に繋がります。
- マイナポータルでご自身の直近のお薬情報を確認することができます。飲み合わせの確認等が可能になり、日常生活におけるお薬関連のリスクを抑えることができます。
- 処方せんが電子化されるため、薬局に処方せん情報をあらかじめ送ることができます。オンライン診療なども受けやすくなります。
夜間・早朝等加算
土曜日の正午以降に受付の方は基本診療料に次のとおり上乗せいたします。
点数 | 窓口負担額(参考) | ||
---|---|---|---|
1割負担 | 2割負担 | 3割負担 | |
50点 | 50円 | 100円 | 150円 |
明細書発行等加算
当院では、患者様への情報提供を積極的に推進していく観点等から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行いたします。
明細書は、行われた検査や手術等の名称が記載されているものですので、その点、ご理解いただき、明細書の発行を希望されない方は、会計にてその旨お申し出ください。
生活習慣病管理料(Ⅰ)(Ⅱ)
高血圧、脂質異常症、糖尿病を主病とする患者様については個々に応じたより専門的・総合的な治療管理をおこなうため、目標設定、食事・運動等に関する指導内容などを記載した「療養計画書」を作成したうえで「生活習慣病管理料I」または「生活習慣病管理料Ⅱ」を算定いたします。
短期滞在手術等基本料
当院では2024年5月より、大腸ポリープ切除術を施行された方に対し、短期滞在手術等基本料の算定をさせて頂いております。これは大腸ポリープ切除術などの日帰り手術に関して、行政が求めている適正な施設基準を満たしている場合に限り算定されているものです。施設認定には、人員の十分な配置・施設や医療設備の充実度・緊急時の対応などにおいて一定以上の質を確保することが求められております。当院では上記の基準を満たしているため、正式に行政より認定を頂きました。そのため該当の日帰り手術を施行実施した際には上記の加算が追加になっております。ご理解、ご了承の程、よろしくお願い申し上げます。*内視鏡検査のみの場合は、負担増加はありません。
コンタクトレンズ検査料1
コンタクトレンズ装用のために受診された方の診療(眼科学的検査)に係る費用は次のとおりです。
基本診療料 | 特掲診療料 |
---|---|
初診料 291点 | コンタクトレンズ 検査料1 200点 |
再診料 75点 明細書発行体制等 加算 1点 |
ただし、厚生労働省が定める疾病等によっては、上記のコンタクトレンズ検査料1ではなく、眼科学的検査料で算定する場合があります。